2020-06-10 UPDATE
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神戸市営バスの運転手さんのすぐ後ろの席、先日までは“広告募集中“のポスターが貼ってあったと思います。
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広告会社さんが、自ら広告提供されているのでしょうね。とてもセンスよく素敵な広告ですが、もしもできたら私たち“介護従事者“も入れて欲しかった
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今日は時の記念日
日本経済新聞のセイコーホールディングスさんの2ページ全面広告に目が止まりました
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時間とは追われるものではない
一人ひとりの中にあり
一人ひとりが刻むもの
この先どうなるか、まだまだわからないけど。
どうかすべての人が、自分自身のかけがえのない時間を過ごせますように。
時はあなたが刻む。
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そして、同じく日本経済新聞春秋にも時間の話題が。
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時間は主観的なものでもある。昔ラジオの番組で児童文学作家のミヒャエル・エンデが「時間とは生活そのもの、そして人間の生きる生活はその人の心の中にある」と語っていた。少女モモが活躍する物語では「時間の節約」が疫病のように広がる。効率やコスパを求めて忙しく追われる現代の大人たちにもファンは多い。
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私、大学在学中に読みました。時間どろぼうである「灰色の男たち」とモモとの対決を通じて、時間に追われる現代社会へ警鐘を鳴らしていると感じました。そして、次に読んだ時にも同じ気持ちを持ちたいと思いました。
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あれから何度か読んでいますが、何度読んでも、新鮮な気持ちになります。春秋の筆者はもちろんですが、セイコーさんの担当者さんも『モモ』を読んでおられるのではないかと思いました。
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本の紹介はこんな風に結んでいます。
昨今、モモのように際限のない時間の中で、空想をめぐらせ楽しむ生活はほとんど忘れられている。子供ばかりでなく、忙しい大人たちも夢見ることの大切さを教えてくれる本だ。
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