『サイレント・ブレス』著者:南杏子 幻冬舎文庫『サイレント・ブレス』著者:南杏子 幻冬舎文庫• 9月、看取りが数件ありました。ちょうど、この本を読んでいました。現役のお医者さんのデビュー作。大学病院から訪問医療に就くことになった医師のお話です‍⚕️ • 死は「負け」ではなくて「ゴール」、著者の南さんからのメッセージです。 ⇨死んで行く患者も愛してあげてよ ⇨死ぬ患者に関心のある医師とそうでない医師 ⇨苦しみに耐える延命よりも、心地良さを優先する医療 ⇨“あきらめないガン治療”は、ある段階を超えてからは間違いだと言わざるを得ない • 本は好きですが、“介護関係の本”はあまり読みません。具体的な法制度改正や新しい介護技術について目を通すくらいです。 • 家族や施設職員による介護実践記は、その人・その場所・その関係があって成り立つことであるので、なかなか汎用性や普遍性には結びつきません。まぁ、この手の本はこの個別性がおもしろいのですが....... • 本からは、介護に関わる底流を、読み取っていただきたい。『サイレント・ブレス』であれば、看取りケアの底流。私たちの気持ちや想いと共感する部分。こういう本と出会うことができたらとても嬉しくなります。 • • • #ロングステージ #看取りケア #介護福祉士 #介護福祉士勉強 #介護福祉士国家試験 #介護の仕事 #介護施設 #介護士の日常 #サイレントブレス #南杏子 #幻冬舎文庫 #longstage

2018-10-06 UPDATE

『サイレント・ブレス』著者:南杏子 幻冬舎文庫


9月、看取りが数件ありました。ちょうど、この本を読んでいました。現役のお医者さんのデビュー作。大学病院から訪問医療に就くことになった医師のお話です‍⚕️

死は「負け」ではなくて「ゴール」、著者の南さんからのメッセージです。
⇨死んで行く患者も愛してあげてよ
⇨死ぬ患者に関心のある医師とそうでない医師
⇨苦しみに耐える延命よりも、心地良さを優先する医療
⇨“あきらめないガン治療”は、ある段階を超えてからは間違いだと言わざるを得ない

本は好きですが、“介護関係の本”はあまり読みません。具体的な法制度改正や新しい介護技術について目を通すくらいです。

家族や施設職員による介護実践記は、その人・その場所・その関係があって成り立つことであるので、なかなか汎用性や普遍性には結びつきません。まぁ、この手の本はこの個別性がおもしろいのですが.......

本からは、介護に関わる底流を、読み取っていただきたい。『サイレント・ブレス』であれば、看取りケアの底流。私たちの気持ちや想いと共感する部分。こういう本と出会うことができたらとても嬉しくなります。



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